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安達かずみです。
林真理子著『白蓮れんれん』の点訳データ化校正、全6巻、面白くてあっという間に終わりました。
柳原白蓮の生涯を小説にした本です。
読みながら、女の弱さは、自分を生かしてくれる人に寄りかかるところ、自尊心を満足させるために自分の外側の付属物をどう高めるかに腐心するところ、そんなことを、いやというほど感じていましたが、最後になって、その自尊心も付属物もすべて手放さねばならなくなってからの、ただひとつの命の塊となって、生き抜き始めてからの白蓮さん。この強さが、勝つ人間の条件なんだろうな、と思いました。
寄りかかれる状況下では、どうしても寄りかかってしまいますが、人生の中で、なにも頼れない最悪の時は、どの人にもあるような気がします。
その時に勝者になるチャンスが来るのかもしれません。

林真理子著『白蓮れんれん』の点訳データ化校正、全6巻、面白くてあっという間に終わりました。
柳原白蓮の生涯を小説にした本です。
読みながら、女の弱さは、自分を生かしてくれる人に寄りかかるところ、自尊心を満足させるために自分の外側の付属物をどう高めるかに腐心するところ、そんなことを、いやというほど感じていましたが、最後になって、その自尊心も付属物もすべて手放さねばならなくなってからの、ただひとつの命の塊となって、生き抜き始めてからの白蓮さん。この強さが、勝つ人間の条件なんだろうな、と思いました。
寄りかかれる状況下では、どうしても寄りかかってしまいますが、人生の中で、なにも頼れない最悪の時は、どの人にもあるような気がします。
その時に勝者になるチャンスが来るのかもしれません。
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