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安達かずみです。
清川妙著『兼好さんの遺言ーー徒然草が教えてくれるわたしたちの生きかた』を読みました。
徒然草の言葉を手本に、生きてきた作者の体験が、徒然草を分かりやすく親しみのあるものにしてくれました。
書かれた当時、作者の清川さんは90歳です。
美しい女性の姿が見えるようです。
歳を重ねてさらに、面白がり、不思議がり、新な挑戦が出来てこそ、この美しさを得られるのでしょう。
私が一番、こうなりたいと思った一節をご紹介します。
「ひとつひとつの言葉をとことん吟味し、ここにはこの言葉しかない、というほどのギリギリの選択をして、原稿用紙に心を刻みつけるように書かれた文章は、たとえば極上の炊き方をされたごはんのように、粒が立って光って見える。イージーに書き流されたり、打ち流された文章は、活字がみんな寝ているように、私には見える」
言葉を音に換え、文章を音楽に換えて、私も粒が立ってひとつひとつの音が光って見える音を出したい、と思いました。

清川妙著『兼好さんの遺言ーー徒然草が教えてくれるわたしたちの生きかた』を読みました。
徒然草の言葉を手本に、生きてきた作者の体験が、徒然草を分かりやすく親しみのあるものにしてくれました。
書かれた当時、作者の清川さんは90歳です。
美しい女性の姿が見えるようです。
歳を重ねてさらに、面白がり、不思議がり、新な挑戦が出来てこそ、この美しさを得られるのでしょう。
私が一番、こうなりたいと思った一節をご紹介します。
「ひとつひとつの言葉をとことん吟味し、ここにはこの言葉しかない、というほどのギリギリの選択をして、原稿用紙に心を刻みつけるように書かれた文章は、たとえば極上の炊き方をされたごはんのように、粒が立って光って見える。イージーに書き流されたり、打ち流された文章は、活字がみんな寝ているように、私には見える」
言葉を音に換え、文章を音楽に換えて、私も粒が立ってひとつひとつの音が光って見える音を出したい、と思いました。
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