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むすんでひらいてmusic

文化芸術サポートオフィスむすんでひらいての音楽分野におけるブログ

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安達かずみです。

森絵都著『カラフル』を読みました。
娘にも読ませました。
主人公が中学生だし、軽いタッチなので、彼女も何時間かで読んでしまいました。

みんな違う色を持っている、という意味でカラフルだというより、一人の人間がまず、無数の色を持っているというメッセージだと思いました。
この人は、赤。この人は青。
自分が見た、限定された時と場所で、もうその人の全てがその色だと決めてしまうことは、しょっちゅうです。
でも、自分の知らない所で、自分の考えも及ばない所で、その人は全く違う色の人であったりします。
あらゆる事柄に結論を出すには、私達はあまりにも、知らなすぎるし、頭も良くないのです。
できたら、その頭の悪さだけでも覚えておきたいのですが…



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安達かずみです。

今日は朝、娘と二人で市の公民館で行われた人権講演会に行きました。
娘は行きも帰りも歩きながらよくしゃべりました。(片道20分)
最近読んだ本の内容を熱く語るのです。講演会の内容と重なる所があり、考えさせられました。
どんなに、今が輝かしく見えていても、人が目を背けるような姿に見えても、そこだけでなく、思いもよらない、激しい、面白い、ドラマがその人には必ずあるのだということです。


夕方は豊後高田市長崎鼻ひまわりフェスタでむすんでひらいても演奏をさせていただきました。

メインゲストのハルのお二人の前に30分演奏しました。

夕方まだ、明るいうちから始まり、ハルさんのコンサートが終わった頃は満天の星空でした。
100万本のひまわりと、夕日に染まる海と空も満喫し、ハルさんの美しいデュオに心満たされ、最高の1日でした。

今日の1日でもこれだけのドラマがあるんですものね。



安達かずみです。

今日は本山先生の勉強会がありました。
山野想のヒロミさんのおもてなし、今日も感動しました。
冷たいカレーうどんとカボチャのミートグラタン。カレーには今山ほどあるナスを沢山入れてるそうですが、言われても分からないくらいでした。

桃ソースのヨーグルトは今年採れた桃、虫が食っていたり、かたくて食べられないような桃を蜂蜜レモンでシロップ煮したものでヨーグルトを挟んでいます。

ヒロミさんのお料理には、食材の喜びとそれを前にした食べる人の喜びを心から望む思いでいっぱいです。

今日の話は、そこから始まりました。

沢山の人に喜んでもらいたい、その思いにひたすら、焦点を当てる。
それ以外の、「いや、私なんて」とか、「この程度がせいぜいだ」とかにブレない。
そんなお話を先生はして下さいましたが、分かっちゃいるけど、瞬間瞬間ぶれまくりです。
ま、それが、人生の目指す課題の一つなのだから、焦らず、進みますよ。



安達かずみです。

昨日は、朝は11月11日のまち夢フェスティバルのことで地元市内を回って、昼からは、点訳・音訳の会の研修会のことで盲学校に行って、校長先生、教頭先生とお話をして、夜、サムsingだったので、それまでの時間を、友人のところで、ゆっくりとおしゃべりしました。
一見、超多忙に見える安達さんですが、実は、たっぷりの贅沢な時間を取っています。

友人のフミコさんのお話の中で一番感動したことを書きます。

フミコさんの甥の息子さん、ショーちゃんは2歳くらいの時に自閉症と診断されたそうです。
今は小学5年生。
対応してくれる学校が近くに無かったので、家からちょっと離れた小学校に通っています。
たがら、近所に、一緒に遊ぶ友達がいません。
ショーちゃんが、フミコさんのところに遊びに来た時、フミコさんの近所に住む6年生の女の子が、一緒に公園に連れて行ってくれるというのです。
「何をしゃべったらいいのか分からないし、緊張します」と言っていましたが、なんとか、二人で行かせました。これはショーちゃんには初めての経験です。
フミコさんはショーちゃんが、一緒に遊べなくて、すぐに帰って来るのではないか、と心配しながら、それでも、家で待ちました。
ところが、ショーちゃんは、1時間以上も、その女の子と一緒に遊んで帰ってきました。嬉しくて嬉しくてたまらないという顔で、「楽しかったです」と興奮して語ったそうです。
フミコさんはショーちゃんに言います。
「ショーちゃん、そうなのよ!これが人生なのよ!
朝、考えもしなかったことが、起こるの。素晴らしいでしょう!」

フミコさん、その通りです。
安達かずみです。

大分県点訳・音訳の会が来年50周年を迎えます。
こちらは会長をしているので、記念誌を作る為にメンバーの方々と奔走していますが、この夏休み中、結構、いろんなことがありました。

記念誌の特別寄稿をお願いする人を探していたら、なんと、盲学校に最初に図書館を作った仁木ふみ子先生が書いて下さるという快挙になり、大喜びしていました。
ところが、その仁木先生が、8月9日にお亡くなりになったのです。
それも、大分市に住む利用者の方が、東京に行くので、仁木先生に直接、依頼文書と原稿用紙をお渡しする予定になっていたから、分かったことでした。
盲学校に図書館を作り、戦争で苦しんだ中国人のために一生働き続けた、仁木先生でした。お風邪から肺炎をこじらせ、入院した翌日に朝ごはんを食べて、看護師さんが食器を下げに行った時には亡くなっていたと聞きました。
そのお話を伺ってまず思ったことは「さすが」でした。
残念というよりも、何と素晴らしい生き方をした人と、私たちは繋がっていたのだろうという感動の方が大きく、私も仁木先生に繋がる者として、少しでも、近い生き方をしたいなと思いました。
仁木先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。


それから、8日に県庁に行きました。
障害福祉課の課長さんに記念誌に挨拶文を依頼するためです。
その会話のなかで、パソコン研修をするために大分工業高校に研修会の会場提供をお願いに行き、今、返事待ちなので、課長さんからも校長にお願いしていただけないかと、お願いしました。
課長さんは次の日には校長に連絡を入れてお願いして下さいました。
結果、パソコン研修は大分工業高校でできそうです。

10日の朝、課長さんにお礼の電話を入れた、その日の夕方、今度は課長さんからお電話がありました。
すごいことがありました、と嬉しくてたまらない感じの声です。
「『一番星』の1号から11号までがありました。すごいですよ。当時関わった人たちの名前もみんな出てます」

実は、私達の会の発足当時の資料が何も残っていなかったので、県の職員の方が公文書館で、探してくれたのです。
「一番星」というのは、大分県点字図書館の館報です。奉仕の会ができた当時の館報なので、いろんな事実が出てきそうです。


「50周年」そのものの持つ力を今、強く感じ始めています。

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