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むすんでひらいてmusic

文化芸術サポートオフィスむすんでひらいての音楽分野におけるブログ

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安達かずみです。

「人間原理の宇宙論」と呼ばれる説ではヒトという種が宇宙に誕生した理由を、宇宙が自らの美しさを感じてほしかったからだと説きます。
大自然の秩序を認識し、感動できる知的生命体を育んだと。
そう思って、自然を、宇宙の秩序を見ようとすると、今日の霧も雨も、「きれいでしょ、ね、ほめて、感動して」と言っているようなきがしました。

宇宙がヒトを作った目的を叶える一人になりたいな。
いっぱい、美しさに気づいて、いっぱい感動して、いっぱい賛嘆したいな。
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安達かずみです。

昨日、久しぶりにSさんからメールがありました。
Sさんは、うちの近所にいたのですが、うつ病を患って、実家に帰りました。
今回のメールは、とても元気で安心しました。
昨年は、お父さんが認知症で自分の部屋に入って来るのが怖いと、何度かメールがありました。が、そのお父さんともなんとか仲良くやっていっている様子。
重度の障害を持つ弟が、来世は健康な自由な体で生まれられるように祈っているとのメールに、私は


そうです、この世なんかあっという間です。
でも、間違いなく、来世の原因を毎日作っている訳ですから、お互い来世は美人でお金持ちでハンサムな男をわんさか従えて、ってなことにしようじゃありませんか!

そのために、心で思ってなくても、人を褒めまくり、与えられるものがあれば、笑顔の一つでも惜しみ無く与えまくりましょう!

と返信しました。
その後のメールはお腹を抱えて笑っているデコメールが届きましたよ。
安達かずみです。

昨日は日田市の高瀬小学校に人権講演で行きました。

午前中は低学年、午後から高学年。
高学年の講演の最初にこう言いました。
高瀬小学校では、話をしている人におへそと、顔を向ける事を先生から教えられましたね。(みんな頷く)これは、一生大切にしてください。素晴らしい財産です。


アンデルセンの人魚姫のお話も知っている人が多く(今、知らない子供が多いのです)、最後、人魚姫はどうなりましたか?と聞くと、低学年の時も高学年の時も手を揚げて答えてくれました。

人魚姫は人間になるために声をなくしましたが、同じように人間になりたかった、崖の上のポニョは言葉をだんだん自分のものにしていき、人魚姫が最後まで言えなかった、言葉をちゃんと相手に伝えることができました。「ソウスケがすきい」と。
言葉を持ち、伝えることが、人間になるための大事な条件なのよと、アンデルセンさんも言いたかったのかもしれません。
私のメッセージが伝わったのか(多分、もともとだと思う)最後に、先生が感想を言いたい人、と呼びかけると、相当数の人が立って、自分の思ったことを発表してくれました。

同じ感想の人は座って下さい、と先生が言いました。それでも、他の人とは違う感想を言ってくれた人がたくさんいました。


妹に「死ね」と前に言ったことがあります。もう、言いません。

安達さんの息子さんが、本を読むようになって変わったように、僕も変わりたいです。

涙が出そうになりました。
などなど。
私も嬉しい時間でした。
安達かずみです。

ギリシア神話の中にアリアドネの糸というお話があります。
ミノス王の息子ミノタウロスは怪物です。ミノタウロスが閉じ込められている迷宮は一度入ったら絶対に出ることができません。
そこに、生け贄として青年が行かされます。
テセウスという王子は、その怪物をやっつけて、必ず帰って来る、もし、勝利して自分を乗せた船が戻る時には白い帆を、自分が敗れて船に乗っていなければ、黒い帆を揚げて帰って来るからと父王に言いおいてミノタウロス退治に出かけます。
ミノス王には美しい亜麻色の髪の娘がいます。
アリアドネ王女です。
アリアドネはテセウスを一目見て恋に落ちます。
テセウスを怪物の餌食にしないために、迷宮から出る方法をテセウスに教えてます。
入り口に糸を付け、その糸を垂らしながら迷宮を奥へと進みます。怪物をやっつけても、普通ならそこから出ることはできませんが、アリアドネのアドバイスでテセウスは迷宮から出て、凱旋王として帰ることができます。
アリアドネは、テセウスのお嫁さんになるべく、その同じ船に乗りますが、途中で立ち寄った無人島にアリアドネを一人置いてテセウス王子は船を出してしまいます。
アリアドネの呪いによって、テセウスは白い帆と黒い帆を間違えて揚げてしまいます。
黒い帆をみて、テセウス王子が死んでしまったと思った父王は悲しみのあまり、船の帰港を待たずに死んでしまいます。
こんなお話が、アリアドネの糸の前後にあります。
迷宮から脱出するのは、肉体を持つ私達、全ての人間の課題です。欲望やありとあらゆる執着が迷宮です。
それを上手に生きて死ぬ知恵がアリアドネの糸だと思います。
この知恵を最後の最後まで手放さない、というのが、どれほど難しいか、さらに言うなら、その知恵を授けてくれた、全ての人への恩を忘れないで、最後まで生きる難しさをこのお話は教えてくれているような気がします。
1月16日20時半から
大分市都町サムsingにて
出演
糸永佳裕の弾き語り
料金 3千円(フリードリンク)

今年からサムsingライブは毎月1回、第3水曜日になりました。

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