里山行考 2009/11/13 (Fri)

きりちゃんと、豊後高田市田染（たしぶ）相原（あいわら）に行きました。
空気の森と名付けられた里山があります。相原の人達が１０年ほど前から少しずつ手を入れて、皆が遊びに来れる所を目指しているそうです。
桜やアジサイが咲いていましたよ。紅葉は一週間ほど早かったみたいです。
山の宝物をたくさん見て、清浄な空気を吸って私も間違いなく美しくなりました。(笑)
きりちゃんも、炭を焼く女の子で、相当変わってるけれど、この山に毎日、入って、小屋を作って、木を切って、炭を焼いたりしている人がいるのです。その人の素敵な快適な山小屋でコーヒーを頂きました。その人いわく、最高のご馳走はお腹を減らす事、と。
毎日、山で仕事をしたら、すごくお腹が減って、ご飯とみそ汁と漬け物がめちゃくちゃ美味しい、他には何もいらないと言ってました。
こういう、圧倒的な自然の中で生活していると、人間が自然を支配する存在ではなく、又、自然が人間を支配するというのでもなく、自然の一部として、「そこを借りて生きてもいいかい」という気持ちに理屈抜きでなれるんだろうなと思いました。 その事を時々、思い出す必要は実は全ての人にあるのですが。 安達かずみでした。