報恩 2010/05/12 (Wed)

安達です。
日出町豊岡で、むすんでひらいてコンサートをしました。
地域の方がたくさん足を運んで下さいました。
今回初めて一緒に演奏をした、歌の後藤さん、直前に子供さんが病気になって不安な思いをされたことでしょう。
二人目の子供さんはお母さんのおっぱいしか飲まないとのこと。
そんな話を聞いて、私も演奏活動を始めた頃の子供達との格闘を思い出しました。
うちの子供達もおっぱいで育てたので、時間が来ると、おっぱいがカチカチに張って、ピューッとお乳が出てきはじめます。「ああ、もう火がついたように泣いてるんだろうな」とおっぱいの痛さと哀れさに苛まれたものです。子供も、子供を預けられた私の親も悲惨な目に合わせてしまいました。
それだけの犠牲者を出しながら、それでも尚、フルートを止めたり、中断したりすることは出来ませんでした。この犠牲者さんたちに、報いることが出来るのか自信はありませんが、とにかく、前へ前へと進むしかありません。
後藤さんのおかげで、感謝しなくてはならない、たくさんの人のことを、再び思い出させてもらいました。