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安達です。
もう何回も読んでいる漫画ですが、「グラン・ローヴァ物語」(紫堂恭子)を今また、読み返しています。
グラン・ローヴァは世に広くその名がしれた、大賢者です。ところが、その本人は見た目も行動も、威厳のかけらもない、脳天気極まりないじいちゃんです。
主人公のサイアムはケチな詐欺師ですが、その脳天気じいちゃんと旅をする事になります。
じいちゃんは、決して助言も命令もアドバイスもしません。サイアムは、自分で考えて、行動して、失敗して、一人で悩みながら成長します。最後はサイアムもまた、グラン・ローヴァと呼ばれる人になるというお話です。そのグラン・ローヴァの言葉で、心に残ったものを紹介しますね。
サイアムの、賢者として何が出来るのかという問いに
「うーん
強いて言うなら
いつも機嫌よく暮らすぐらいかのぉ
わしゃ もの覚えが悪くての
それだけで 百年かかったわい」
「泣くときは
心おきなく泣き!
怒るときは目いっぱい怒る!
機嫌よく暮らすコツじゃよ」
「思い悩むより やらねばならぬことをやるだけじゃ」
「目の前にたくさんの道があるように見えても
落ちついて考えてみればたいてい
進むべき道は
ひとつしかないことの方が多いものじゃよ」
精霊の王に
「わしがどうしてグラン・ローヴァと呼ばれるのか
あなたはご存知じゃろ?
何ひとつとらわれるものがないからじゃ
誰にも命令しないし
誰にも命令されないのじゃよ」
細工師が作った金細工の蛇が水の中で泳いでいなくなった時
「誰にほめられなくても
何ひとつ残らなくても
人間のやる “いいこと”なんて
そんなもんじゃないかのう」
「何が起こるのか
もうわしにも見当がついとるよ
でもね
ほんとに大切なのは何が起こるか知ることじゃない
知った後で
どうするかなんじゃ」
「わしはいつでも忘れたことないよ
たった今 こうして息をしていられるのも世界中ぜんぶが
生きることを許してくれてるんだってね」

もう何回も読んでいる漫画ですが、「グラン・ローヴァ物語」(紫堂恭子)を今また、読み返しています。
グラン・ローヴァは世に広くその名がしれた、大賢者です。ところが、その本人は見た目も行動も、威厳のかけらもない、脳天気極まりないじいちゃんです。
主人公のサイアムはケチな詐欺師ですが、その脳天気じいちゃんと旅をする事になります。
じいちゃんは、決して助言も命令もアドバイスもしません。サイアムは、自分で考えて、行動して、失敗して、一人で悩みながら成長します。最後はサイアムもまた、グラン・ローヴァと呼ばれる人になるというお話です。そのグラン・ローヴァの言葉で、心に残ったものを紹介しますね。
サイアムの、賢者として何が出来るのかという問いに
「うーん
強いて言うなら
いつも機嫌よく暮らすぐらいかのぉ
わしゃ もの覚えが悪くての
それだけで 百年かかったわい」
「泣くときは
心おきなく泣き!
怒るときは目いっぱい怒る!
機嫌よく暮らすコツじゃよ」
「思い悩むより やらねばならぬことをやるだけじゃ」
「目の前にたくさんの道があるように見えても
落ちついて考えてみればたいてい
進むべき道は
ひとつしかないことの方が多いものじゃよ」
精霊の王に
「わしがどうしてグラン・ローヴァと呼ばれるのか
あなたはご存知じゃろ?
何ひとつとらわれるものがないからじゃ
誰にも命令しないし
誰にも命令されないのじゃよ」
細工師が作った金細工の蛇が水の中で泳いでいなくなった時
「誰にほめられなくても
何ひとつ残らなくても
人間のやる “いいこと”なんて
そんなもんじゃないかのう」
「何が起こるのか
もうわしにも見当がついとるよ
でもね
ほんとに大切なのは何が起こるか知ることじゃない
知った後で
どうするかなんじゃ」
「わしはいつでも忘れたことないよ
たった今 こうして息をしていられるのも世界中ぜんぶが
生きることを許してくれてるんだってね」
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