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安達かずみです。
瀬尾まいこ著『僕らのごはんは明日で待ってる』を読みました。
喪失の苦しみ、空虚さの中にある人との関係の取り方、距離感など、あ、これでいいんだ、と安心をもらった気がします。
本文の中から特に心に残っている文を書きます。
とりあえず、僕は道頓堀川みたいになろう。濁っていてもよどんでいてもかまわない。どんなややこしいことでも飲み込める水をたたえられるようになりたい。
本当の病気を知らない人間ってなんだかんだ言うだろう?仕事が大事だとか、未来だ、夢だ責任だとか。だけどさ、僕はここで二十年以上働いているけど、驚いたことに今まで目の前の命より大事なものなんて見たことがない。たった一度もだよ。
小春には思いついたことは口にしてみる。もし、それがうまく伝わらなく傷つけたりしても、俺、悪気はないから、どんな言葉でも、小春のこと考えてる言葉だから、それは知っておいて
瀬尾まいこ著『僕らのごはんは明日で待ってる』を読みました。
喪失の苦しみ、空虚さの中にある人との関係の取り方、距離感など、あ、これでいいんだ、と安心をもらった気がします。
本文の中から特に心に残っている文を書きます。
とりあえず、僕は道頓堀川みたいになろう。濁っていてもよどんでいてもかまわない。どんなややこしいことでも飲み込める水をたたえられるようになりたい。
本当の病気を知らない人間ってなんだかんだ言うだろう?仕事が大事だとか、未来だ、夢だ責任だとか。だけどさ、僕はここで二十年以上働いているけど、驚いたことに今まで目の前の命より大事なものなんて見たことがない。たった一度もだよ。
小春には思いついたことは口にしてみる。もし、それがうまく伝わらなく傷つけたりしても、俺、悪気はないから、どんな言葉でも、小春のこと考えてる言葉だから、それは知っておいて
安達かずみです。
今日は豊後高田の長崎鼻近くの地域の老人会に呼ばれて演奏をしました。
老人会と言っても、60代からが該当するらしく、まだ若い人がたくさんいました。
それでも、地域を大切にする気持ちから、みなさん参加されているのだと思いました。
集まった方々がお互いにちゃん付けで呼びあっているのを、羨ましいような思いで見ました。
今日は母の日でもあるので、演奏の間に母の話をしました。
母は、70歳を過ぎて高田に住むようになったので、この地域のみなさんのように、ちゃん付けで呼びあう人がいる訳ではありませんが、彼女は、声をかける才能があります。
老人会に来てなかった人、カラオケを休んだ人など、顔をしばらく見ない人を訪ねて、元気かい?と声をかけるのです。
だから、友達はたくさん出来ました。
私もそこは是非とも見習おうと思っています、と。
その後、夫が、奇しくも
友達って、どこからを言うんだろう、という話を私にしました。
私は、母のように、自分から何かをしてあげられる人が友達なのではないかと思うのです。
何かをしてくれる人ではなく。
今日は豊後高田の長崎鼻近くの地域の老人会に呼ばれて演奏をしました。
老人会と言っても、60代からが該当するらしく、まだ若い人がたくさんいました。
それでも、地域を大切にする気持ちから、みなさん参加されているのだと思いました。
集まった方々がお互いにちゃん付けで呼びあっているのを、羨ましいような思いで見ました。
今日は母の日でもあるので、演奏の間に母の話をしました。
母は、70歳を過ぎて高田に住むようになったので、この地域のみなさんのように、ちゃん付けで呼びあう人がいる訳ではありませんが、彼女は、声をかける才能があります。
老人会に来てなかった人、カラオケを休んだ人など、顔をしばらく見ない人を訪ねて、元気かい?と声をかけるのです。
だから、友達はたくさん出来ました。
私もそこは是非とも見習おうと思っています、と。
その後、夫が、奇しくも
友達って、どこからを言うんだろう、という話を私にしました。
私は、母のように、自分から何かをしてあげられる人が友達なのではないかと思うのです。
何かをしてくれる人ではなく。
安達かずみです。
マーガレット・マーヒー著『マディガンのファンタジア――未来からの願い』を読んでいます。
主人公の女の子、ガーランドはサーカス一座にいて旅から旅の生活です。
村全体が幽霊にとりつかれているという、沼地の村で、ガーランドとその仲間は、その幽霊が実はトリックであることをあばきます。
でも、そこに住む人は、そのトリックであることを信じようとせず、「幽霊はいる!あたしたちは幽霊にとりつかれてるんだってば!」と言い張ります。
その日のガーランドの日記
「人間って、時々、あやしげな考えに魅せられてしまうんだね。サラは幽霊をこわがってたけど、幽霊にはいてほしい。幽霊がいるおかげで、特別な村になるから。あやしげな考えって、どんどんふくらんで、みんなの頭にしみついてしまうみたい」
人はみんな、特別になりたいみたいです。
その為なら恐怖も不幸も、ありにしてしまう。
特別じゃない人はいないのに。
自分の外側に特別を引っ付けるのをやめて、生きている奇跡だけを特別の勲章にできたら良いのに。
と、私は私に言い聞かせてます。
マーガレット・マーヒー著『マディガンのファンタジア――未来からの願い』を読んでいます。
主人公の女の子、ガーランドはサーカス一座にいて旅から旅の生活です。
村全体が幽霊にとりつかれているという、沼地の村で、ガーランドとその仲間は、その幽霊が実はトリックであることをあばきます。
でも、そこに住む人は、そのトリックであることを信じようとせず、「幽霊はいる!あたしたちは幽霊にとりつかれてるんだってば!」と言い張ります。
その日のガーランドの日記
「人間って、時々、あやしげな考えに魅せられてしまうんだね。サラは幽霊をこわがってたけど、幽霊にはいてほしい。幽霊がいるおかげで、特別な村になるから。あやしげな考えって、どんどんふくらんで、みんなの頭にしみついてしまうみたい」
人はみんな、特別になりたいみたいです。
その為なら恐怖も不幸も、ありにしてしまう。
特別じゃない人はいないのに。
自分の外側に特別を引っ付けるのをやめて、生きている奇跡だけを特別の勲章にできたら良いのに。
と、私は私に言い聞かせてます。