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安達かずみです。
九州視覚障害者情報提供施設大会が福岡市で開催されました。
九州各県から、施設の職員や点訳音訳ボランティアの人たちが500名ほど集まりました。
講演、活動発表、インターネット活用法の勉強会など、充実した2日間でした。
私のようにノンビリ点訳をしている者からみたら、発表をされた方々は神様のような人たちに見えます。
視覚障害者の情報提供の為に、人生をかけている姿には本当に頭が下がります。
今回、特に来て良かったと思ったのは、1日目にあった野田康文さんの講演を聞けた事です。
野田さんは15歳の時から網膜色素変性症により視力が徐々に低下し、現在はほとんど、見えません。
でも、文学博士です。沢山の点訳音訳ボランティアの人たちの支えにより、本を読み、また、ご自身でも執筆されています。野田さんの論文作成の為に必要だった、大岡昇平全集24巻は音訳すると1巻で27、8巻になったそうです。ボランティアの人たちもすごいです。
野田さんのお話は、ひとくくりにされていい人は一人もいないし、マニュアル化されうる、コミュニケーションの手段もない、という内容でした。
相手によって、また同じ人でも、その人のちょっとした変化によって、こちらも変化出来るのが、「愛」だと。
私たち点訳音訳ボランティアをやっている人間の陥りがちな技術のマニュアルへのこだわりや、視覚障害者をひとくくりにしてしまう事への警鐘だと思いました。
また、障害者に対してだけでは無く、全ての事柄に当てはまるテーマです。
誰に対しても、その人をちゃんと見て、気づいて、心を動かしていきたいものです。
九州視覚障害者情報提供施設大会が福岡市で開催されました。
九州各県から、施設の職員や点訳音訳ボランティアの人たちが500名ほど集まりました。
講演、活動発表、インターネット活用法の勉強会など、充実した2日間でした。
私のようにノンビリ点訳をしている者からみたら、発表をされた方々は神様のような人たちに見えます。
視覚障害者の情報提供の為に、人生をかけている姿には本当に頭が下がります。
今回、特に来て良かったと思ったのは、1日目にあった野田康文さんの講演を聞けた事です。
野田さんは15歳の時から網膜色素変性症により視力が徐々に低下し、現在はほとんど、見えません。
でも、文学博士です。沢山の点訳音訳ボランティアの人たちの支えにより、本を読み、また、ご自身でも執筆されています。野田さんの論文作成の為に必要だった、大岡昇平全集24巻は音訳すると1巻で27、8巻になったそうです。ボランティアの人たちもすごいです。
野田さんのお話は、ひとくくりにされていい人は一人もいないし、マニュアル化されうる、コミュニケーションの手段もない、という内容でした。
相手によって、また同じ人でも、その人のちょっとした変化によって、こちらも変化出来るのが、「愛」だと。
私たち点訳音訳ボランティアをやっている人間の陥りがちな技術のマニュアルへのこだわりや、視覚障害者をひとくくりにしてしまう事への警鐘だと思いました。
また、障害者に対してだけでは無く、全ての事柄に当てはまるテーマです。
誰に対しても、その人をちゃんと見て、気づいて、心を動かしていきたいものです。
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