安達かずみです。
冲方丁の『はなとゆめ』を読みました。
悲しみと悲惨な不幸の連続の中でも、帝にとっての花であり、夢である、「お姫さま」であり続けた、清少納言の主人、中宮様。
そして、清少納言が自分の唯一の主のために、どんなに辛くとも、主人が笑いさざめく事ができるようにと、綴ったのが、『枕草子』なのだと。
写真はこの本を読む前に軽い気持ちで書いたのですが、「ずっとおひめさま」であるために、ずっと、花を咲かせるためには、自分をそのようにさせる、自分以外の一人、この人のために、と強く思える一人がいなくてはならないなと思いました。
枕草子、読も。

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