“良い”は不思議 2010/03/27 (Sat)

安達です。
用事があったので、地元の隣保館に行って、人権課の課長さんに会いました。
いつも、ゆっくり時間を取って下さって穏やかに話をして下さいます。
私も色んな話を次から次にしゃべって、つい長居をしてしまいます。
課長さんはご自分がいつも使っているノートの最初のページを私に見せて下さいました。
松下竜一さんの言葉が書かれてありました。
「絶望との闘いである」ということを認識せよ
と。
私の気持ちを見透かされておられるのでしょう。有り難い気持ちでいっぱいになりました。
ご自分もいつもこの言葉を言い聞かせての毎日だとおっしゃいました。
日蓮の言葉にも
「良からんは不思議、悪からんを一乘と思え」というのがありますが、忘れるのです。上手くいくのが当たり前と思って、上手くいかないと焦ったり落ち込んだりします。
そしたら、今日の新聞の中に「負けに不思議の負けなし。勝ちに不思議の勝ちあり」という言葉が書いてあるのが目に留まりました。
悪くて当たり前。上手くいっているほんの少しの事も奇跡だと感謝しよう。